ホームレス成功塾の皆さん、こんにちは。
今日、お話するのは昔、お金がなかった為に、友人からタダで貰ったクルマに乗っていた時に
ガソリンスタンドで体験した話です。
なにせタダで貰った車だったので、凹みとかもあったりして決してカッコいい車ではありませんでしたが、
車が大好きだったので、洗車とかもして大事にしていた車でした。
そのクルマにガソリンを給油しようとGSに入った時でした。
眼の前に、ピカピカの赤いフェラーリが停まっているのが目に入ったんですね。
憧れのフェラーリが目の前にあるのを見て、我を忘れてテンションがしまいました。
そこで、クルマにガソリン入れて、前に停まっているフェラーリを眺めていたら、ちょうど、ピカピカのスーツを着たオーナーさんが戻ってこられたんです。
私はもうハイテンションですから、思わずそのフェラーリのオーナーさんに話しかけてしました。
私:「凄い車ですね!!」
「フェラーリですよね!?」「私も大好きな車なんです!!」
「絶対に将来、フェラーリを買って運転したいんですよ!」
オーナーさん:「・・・・・・・(無言)」
私:「このフェラーリはどのくらいスピード出るんですか?」
オーナーさん:「・・・・・・・(無言)」
私:「ハンドルって重たいんですか???」
オーナーさん:「うるさい!!」「向こうに行け!!」
この時になって、このオーナーさんが不快な思いをされていたことに気づきました。
でも。。。確かにボロボロの車で、着ている服もイケてる訳でもないし・・・
髪の毛もお金がないので散髪に行けてなくて伸びていたかもしれませんが・・・
特に何か失礼なことを知てしまったのか?が思い当たりませんでした。
彼は、まるで私を”透明人間”のように無視して、クルマに乗り込みGSを出ていってしまったのです。
私はショックでした。。。。
そして「何か失礼なことを知てしまったのか?」って冷静になって考えました。
しかし、ただ話しかけただけで、どう考えても思い当たらないんですね。
で、分かったんです!!
そのオーナーさんは私のボロボロの車と私の身なりを見て・・・
「話をする価値がない人間!」って思ったのだと・・・。
確かに、お金に困ってましたので、友人からもらったボロい車に乗ってましたし、着ていた服もオシャレとは程遠いダサダサの格好をしていたのは間違いありません。
「しかし、その態度は無いだろう・・・」って、怒りと悔しさで涙がボロボロ出てきたんですね。。。
そして、そこで強く思ったんです!!
「絶対にフェラーリを買って、ガソリンスタンドで自分みたいにボロボロのクルマに乗ってる人から声を書けられたら。。」
「フェラーリ、いい車だよ!!」
「私も昔、ボロボロの車に乗っていたこと有るけれど車が大好きでさ」
「絶対にフェラーリに乗ってやる!!って思ってたから今、このクルマに乗れてるんだよ!!」
って”話すんだ!”ってね!!
「あんなダサいオッサンには絶対にならない!!」って心に刻んだんです。
しかし、その後、私の経済状態は更に悪くなって。。。。。
とうとう、ホームレスにまでなってしまいました。
でも、その時の嫌〜な気持ちを絶対に忘れなかったんです!!
そのお陰で、色んな大変なことが、それからもありましたが、そこから数年後、私は新車のフェラーリを手に入れることができたのです。
あの時、あのフェラーリのオーナーさんの”嫌〜な言葉”があったからこそ、私は前を向いて歩き続けることができたのです。
【どんなに嫌なこと】があっても、それは必然!!
すべては【神様からのプレゼント】なんですね(^o^)
後日談ですが、その思い出のガソリンスタンドにフェラーリで給油をしに行ったんですね。
そこで、ガソリンスタンドのお兄さんに「数年前にこのガソリンスタンドでフェラーリのオーナーさんと話をしたことが有るんだけれど、あのオーナーさんはまだ来られるの?」って聞いたんですね。
そうしたら、「以前はよく来られていましたが、最近は来られませんね。。」
「どうも会社が倒産されたらしいですよ・・・」って言われました。
それを聞いた時に少しだけ気分が”スカッ”としたのと・・・
神様が「お前は間違うなよ!!」って言われているような気がしたのを覚えています。